乳酸菌で虫歯を予防!悪玉菌増殖を抑える効果も!

乳酸菌で虫歯を予防!悪玉菌増殖を抑える効果も!

お腹の健康にいいことで有名な乳酸菌が、実は虫歯予防にも効果があるのはご存知でしょうか。

腸内に悪玉菌、善玉菌が存在するように、口の中にも悪玉菌や善玉菌が繁殖しており、 口の中で悪玉菌が優位になれば虫歯、歯周病、口臭の原因になります。

口内にいる悪玉菌の代表と言えば、「歯周病菌」、「虫歯菌」などです。

また近年は、歯周病菌が心疾患や脳血管疾患、肺炎、糖尿病などの全身の病気にも関わっていることが分かってきており、口内を清潔にするのは、歯の健康だけでなく、全身の健康のために大切なことです。

ところで、お腹の健康にいいことで有名な乳酸菌が、実は虫歯予防にも効果があるのはご存知でしょうか。

最近の研究で、口内の悪玉菌増殖を抑える効果が期待できる乳酸菌が発見されたのです。

それではどのようにして、乳酸菌が口内の悪玉菌の増殖を抑え、口内を衛生的に保ってくれるでしょうか。

口内を不衛生にしてしまう悪玉菌の種類やそれに立ち向かう乳酸菌の種類を交えながら見ていきましょう。

乳酸菌の腸内での働きを知りたい方は「乳酸菌で悪玉菌を抑制して健康と美容を手に入れよう!」をご覧ください。

ミュータンス菌を抑制する乳酸菌

虫歯の原因に悪玉菌『ミュータンス菌』があげられます。

この菌は元々は人間の口内にはいないのですが、乳幼児期に親との箸の共有や噛み与えによって、唾液により感染します。

この菌が食事から摂取した糖分をエサにして分解し、かわりに酸を排出して歯を溶かしてしまう一連の流れが、虫歯になる過程なのです。

そんな恐るべきミュータンス菌の増殖を、一部の乳酸菌は抑制・除菌できるのです。

その一つであるロイテリ菌は人の母乳から発見された菌で、病原性大腸菌O-157などの殺菌効果も認められている、抗菌性に優れた乳酸菌です。

ジンジバリス菌を死滅させる乳酸菌!

年齢を重ねるにつれて、歯茎の間に菌が繁殖する疾患『歯周病』をご存知でしょうか。

歯や歯茎の間に棲む歯肉炎の原因菌が、歯肉に炎症を起こし、やがては歯を支えている骨を溶かしていく病気です。

近年、この症状で悩む男女が増えており、30代で7割40代で8割の人が罹患していると言われています。

歯周病の原因にはジンジバリス菌という悪玉菌が関係しています。

ジンジバリス菌は歯肉を溶かしたり、細菌をやっつける役割の白血球の働きを弱めたりします。

また、口の中から血管に入り全身を回ることによって、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすこともあるのです。

このジンジバリス菌に対して、有効な乳酸菌がLS1という名称の善玉菌です。

その乳酸菌LS1と、ジンジバリス菌など3種類の歯周病菌を一緒に培養すると、24時間で歯周病菌がほぼ全滅するという結果が出ました。

このことを受け、LS1のサプリメントを2か月間摂り続けるという臨床実験をしたところ

  • 歯周病菌の数が最初の4週間で20分の1に減少した
  • 虫歯菌は、数の変化はないものの、活性が抑えられていた。
  • 口腔内が酸性に傾くことがない

口腔内が酸性に傾くことがない、というのは、LS1は糖分を分解して乳酸を発生させるものの、LS1自体が酸性の環境に弱いので、酸が一定量を超えると自ら死滅するためです。

口腔内の環境が酸性に傾くと、歯のミネラル分が溶け出してしまい、虫歯菌を始めとする雑菌が繁殖しやすいのですが、LS1の摂取に関してはその心配がないということですね。

その他にも様々な健康への効果が認められていますが、まだ解明されていない働きなどもあります

以前はチチヤスからロイテリ菌入りのヨーグルトが発売されていましたが、現在は発売を中止しているようです。

また、LS1乳酸菌で作られたヨーグルトというのも、現在は販売されていないようなので、今、この乳酸菌を摂るにはサプリメントを選ぶと良いでしょう。

乳酸菌で口臭予防!

上記では口内の悪玉菌の恐ろしい作用をたくさん述べましたが、口腔内の細菌は身近な問題をも引き起こします。

口腔内に雑菌が繁殖すると、口臭の元となるのです。

口臭の原因には主に病的口臭と、生理的口臭があります。

病的口臭は虫歯や歯周病を始めとする口腔内の環境悪化、また、口腔以外の全身の病気が元になって発生するものです。

病的口臭は、大本の原因を改善することが一番の対策となりますので、まずは歯医者や、それぞれの専門医に診てもらい、相談をしましょう。

病的口臭に対して生理的口臭は、起床時や空腹時、緊張したときなど、唾液量が減少するといった要因で、口腔内の細菌が繁殖したため、発生します。

こちらは唾液を増やしたり、口腔内の環境を整えることでも改善されるので、自分でも対策することが可能です。

歯磨きを適切に行う、食事をよく噛む、唾液腺を刺激するなどと共に、口腔内の環境を整える乳酸菌を配合した商品をプラスすることをオススメします。

口臭について詳しくは「乳酸菌が口臭予防に効果があるって本当?」も合わせてご覧ください。

口臭などの日常の不快な症状から、将来の重大な病気まで引き起こす口腔内の悪玉菌を、いかに抑制させるかがポイントですね。

口内環境に大きな影響を与える乳酸菌ロイテリ菌とLS1ですが、ロイテリ菌はスウェーデン初のバクテリアセラピー(善玉菌で悪玉菌を抑制するという考え方)として、今日本でも研究が進んでいます。

またLS1は、東海大の研究グループが発見したのち、現在も研究が進められ口内だけでなく様々な健康への効果が発見されています。

これからも研究が進み、また商品開発も進めば、ますます乳酸菌の働きの恩恵にあずかることができるようになるでしょう。

ヨーグルトを歯磨き粉代わりにする虫歯対策とは

口内の悪玉菌をヨーグルトの乳酸菌で抑制するために、ちまたでは一風変わった歯磨き方法が話題です。

その名もヨーグルト歯磨きです。

歯磨きの最後の仕上げに、ヨーグルトを歯ブラシに付けて歯を磨く方法です。

この時注意する点は以下の2つです。

  • 無糖のヨーグルトを使うこと。
  • 磨き終わった後は、水でゆすがないでそのまま吐き出すか、飲み込んでしまう。

無糖のヨーグルトを使うのは糖分で虫歯菌を増やさないようにするため、口をゆすがないのはせっかくの乳酸菌を口腔内に行き渡らせたいからです。

TVや雑誌などでも紹介された方法なのですが、食品で歯磨きをすることに、やはり抵抗感のある人はいるでしょう。

また一説では、ヨーグルトの酸が歯の表面のエナメル質を溶かしてしまい、歯が弱くなるという悪影響も言われています。

実際に効果が保証された方法ではないので、乳酸菌の殺菌作用を効果的に利用したい方は、乳酸菌配合の歯磨き粉を使用すると良いですね。

通常の歯磨き粉と比較するとちょっぴり価格が上がりますが、多数のユーザーが虫歯、歯周病対策にピッタリと感じています。

ちょっと誤解?乳酸菌が虫歯になる説

今まで述べたように、乳酸菌が虫歯をはじめ口腔内疾患対策に効果的な事が理解できましたね。

では何故今まで「乳酸菌が虫歯を誘発するのでは?」と誤解されていたのでしょうか。

考えれば単純な事ですが、お砂糖たっぷりの乳酸菌飲料やヨーグルトをイメージしていたからなのです。

糖分は虫歯の原因になるので、たくさん食べてしまうと虫歯リスクは上がってしまいます。

また、善玉菌である乳酸菌は悪玉菌ミュータンス菌と同じように口内で酸を生産します。

その過程がとても似ているために乳酸菌=虫歯になりやすいと誤解を招いているのです。

まとめ

乳酸菌が虫歯予防となり口腔ケアをしてくれるという事実! そして原因の悪玉菌を抑制する乳酸菌の代表菌がいくつか存在する事も分かりましたね。

乳酸菌を摂取する際には、虫歯の要因となる糖分があまり含まれていないサプリメントがオススメです。

歯が健康だと食事をしっかり噛んで食べられるので、消化吸収する内臓に負担をかけることもなくなり、栄養がしっかり摂れるようになります。

全身の健康はお口の健康から始まると言っても大げさではありません。しっかりした口腔ケアをしたいものです。

今後の研究と 乳酸菌パワーに期待しましょう。

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